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2010年10月20日 (水)

BNN - 絵描きと料理人 ~ふたつのみどり~(Asukaシャードローカル) イベント告知!

残念、飛鳥シャード限定イベントらしいです。

BNN - 絵描きと料理人 ~ふたつのみどり~(Asukaシャードローカル) が更新されました。

まず、日時と時間はこちら↓

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あるところに、悩む画家がいた。
「違う、やっぱり違う。この色じゃあないんだよなあ……」

時を同じくして、別の場所に、悩む料理人がいた。
「ううーん、これも違う! 果実の酸味が前に出すぎちゃってるなあ」

彼らを助けたいというものは、地球時間10月23日(土) 21:30以降にAsukaシャード トランメル ブリテイン、あるいはムーングロウへ足を運ぶといいだろう。

しっかりした内容として、メンドクサイ方はこちらをどうぞ↓

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BNN - 絵描きと料理人 ~ふたつのみどり~    投稿日:2010年10月19日

「違う、やっぱり違う。この色じゃあないんだよなあ……」

あたり一面に画材が乱雑に散乱している狭い一室の中、大きなため息をつきながら絵筆を握った右手がだらりと力なく降りる。

俺はロベルト(Roberto)、駆け出しの貧乏画家。テーマは森。森の持つ色々な表情に魅せられて、その風景をキャンパスに映し込むことを目標にしている。そんな貧乏画家の自分にもついにビッグチャンスがやってきた!

とある地方のお貴族さまのお屋敷に納める絵画を作成してほしいとの申し入れだ。なんでも今度行われる晩餐会用に新しく改装した部屋に飾るんだそうな。明日のメシにも一苦労の自分にとっては久方ぶりの大仕事、是非とも依頼主を唸らせるような一品を描きあげて一気に名声アップだ!

……とまあ、意気込んで制作に取り掛かったいいがこれがまた難産。描けば描くほど満足出来ない。特に深い深い森の奥を表現するための“緑”が表現出来ないのがもどかしい。自分の知る限り全ての顔料を試してみたけれど、どれもこれも何かが違う……。

「やっぱりもうあのレシピしかないか……。わかっちゃいたけどなあ」

伸び放題の無精髭を撫で回しつつ一人呟く。自分の一番イメージする緑、それは例のお屋敷の書庫にあった一冊の古い美術の文献。それに載っていた、身も凍るような冷たさと母の懐のような暖かさを同時に感じさせる不思議な緑色。あれこそが自分の描きたい色。最初からわかってはいたんだ、あの色しかないって事は。レシピのメモを睨みながらうな垂れる。

「しっかしこんな材料、一体どうやって集めりゃいいんだか!」

そう、問題は記載されていた顔料の素材。街の市場では手に入らない珍しい品ばかり。当初はこの色の作成は諦めていたものの、こうなってはこれが最後の頼みの綱である。

「ああもう、部屋で煮詰まっていてもどうしようもねえや! とりあえず出かけてみるか。暇そうにしている冒険者とかに酒でも奢って話聞いてみるかねえ。意外なところで手に入るかもしれねえしな」

やっぱりこの顔料を作るしかない。さんざん頭をかきむしりながら悩んだ後、そう結論付けた。とりあえず世界の行かないところはない、なんて噂されている冒険者って奴らに会ってみるか。腹が決まったら善は急げ。使っていた道具を手早く片付けると、扉を開けて街へと繰り出した。

「ううーん、これも違う! 果実の酸味が前に出すぎちゃってるなあ」

とあるお屋敷の厨房の片隅で、出来たばかりの、もう何個目なのかわからない試作品を味見して私はまた頭を抱えた。

「はあ……。本当に完成させることが出来るかしらねえ。ちょっと自信なくなってきたかも……。はっ、駄目駄目! 出来ないって思ってたら出来ないに決まってるわ! 何が何でも完成させるのよ! 気合よファイトよ頑張れセリナ(Celina)!」

私はセリナ、とある貴族の方のお屋敷で料理人をやってます。まだまだ未熟ではあるけれど、先日、なんと主任に任命されました! やったね! それで主任になっての初仕事が、お屋敷で行われる今度の晩餐会。そこでのディナーを仕切るってんだから大仕事よ!

それに加えて、今回のメインディッシュはなんと! とってもレアな食材中の食材である、若ドラゴンのフィレ肉! 肉の旨みの爆弾、とも称されるこの食材が手に入った時は狂喜乱舞したわあ……。これで勝った!ってね。

「ああ……。でも甘かった……。甘かったわ、あの時の私……」

だけど問題はここから。旨みの塊であるこの肉は、ソテーするだけでもう十分な美味しさなのだけれども、ディナーのメインとするには更に味を引き立てるためのソースが必須。ところがこのソースが曲者だったのよね……。

素材の旨みが強すぎるせいで、どんなソースも微妙に噛み合わない。肉の旨みに負けてしまったり、逆にソースの味が自己主張しすぎたり。あらゆるレシピ集のソースを片っ端から試してみたけど、どれもこれも今ひとつ。最高級の素材にぴったりはまるソースには結局出会えなかった。

あと一つだけ、試していないレシピがある。お屋敷の書庫の奥に眠っていた古い古いレシピ集。そこに載っていた香味野菜のソース。そのページを見た瞬間、私の料理人としての何かがピンときたわ。これならいけるんじゃないか、ってね。でも……。

「いくらなんでもこの素材はないわよねえ……」

そう、問題はその素材。とても普通の市場には流通していない品々。ある意味、主食材のフィレより入手が難しいかもしれない。とうに諦めてはいたのだけど、もうあと他にいけそうなレシピは残っていない。

「どう考えても無理そうだけど……それでもやってみるしかないか。いろんな人に話を聞いてみれば、手に入る手がかりを得られるかもしれないし……。うん、そうだ。ここでこうやって考えていてもしょうがないよね。まずは動かなきゃ!」

そう決心した私は、調理着を一気に脱ぎ捨てた。急いで身支度してさあ出発!

「まずは街の酒場かな? 銀行前とかにも人がいそうね……。沢山の人に色々聞いてまわらないと!」

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