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2010年10月14日 (木)

BNN - スカリスの出現(Rise of the Scalis) - 1

BNN - スカリスの出現(Rise of the Scalis) - 1が更新されました。

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スカリスの出現(Rise of the Scalis) - 1     投稿日:2010年10月13日

この物語は、Dan Youakimによって書かれました。

ライキューム(Lycaeum archive)にて発見された、アカラベス(Akalabeth)の王に宛てた筆者不明の手紙より

推定年代: ブリタニア建国の30年前



恐れながら、我が偉大なる君主様へお知らせ申し上げます、

フォーン商船隊(Fawn's merchant navy)の行為を思い起こすにつけ、わたくしは怒りと嫌悪の気持ちを抑えることができません。そして彼らの行状によって、大変恐ろしいことが起こりつつあるように思えてならないのでございます。君主様はご存知ないのも当然でございますが、数年前からこの商船隊はひどい蛮行を繰り返しており、わたくしは心底嫌悪しておりました。あのネルソン氏がたどった運命の光景は、わたくしの心に焼き付いて一生忘れることはできないでしょう。

ジョナ・ネルソン(Jonah Nelson)氏は変わり者の博物学者でいらっしゃいました。普通の博物学者ならば世界中のあらゆる生物を捕まえて研究しようとするところですが、ネルソン氏は、我々人間の影響により引き起こされる破滅から生物を守ることにのみ興味をいだいていたのです。このような多大な情熱があったがために、海の生態系を破壊しているとみなす者と戦うことを望み、海の都市を目指して旅をしていたのです。実際、フォーン島(Island of Fawn)周辺の海域は、多種多様な魚や哺乳類に最適な環境であることがわかりました。

漁船団の中でも最も利益を享受しているフォーン商船隊は、ネルソン氏の改革運動の矛先が自分たちに向けられるであろうことをすぐさま嗅ぎつけたようでした。ネルソン氏は昼も夜も彼ら商船隊の商売に反対する運動を展開しつづけておりました。彼の魅力あふれる演説を、わたくしはこの耳で聞き、この目で見たのでございます。世界の生き物たちの繁栄のためなら自らの人生を賭けて戦う、そんな男の言葉によって心を動かされた大勢のうちの一人がわたくしでした。

されども、利益をはばむ者には死を。商船隊はまさにその通りにしたのでございます。あの運命の日に軽食堂で起こった出来事を思い出すたびに、わたくしの胃は吐き気を催し、目はズキズキと痛みだすのです。あのとき、わたくしは偉大なる博物学者の近くに座って一杯やりながら、彼の大志について尋ねようとしておりました。彼への敬意をもってわたくしがペンを走らせる間もなく、商船隊の連中がなだれ込んできました。近くにいたということもあり、わたくしはネルソン氏とともに、いずことも知れぬ場所へと男たちによって連れ去られてしまったのでございます。

ご自身の保身に走ることなく、ネルソン氏は果敢にわたくしをかばってくださいました。その言葉を奴らも信じ、わたくしには危害を与えようとしませんでした。ああ、しかし不幸なことに、奴らはネルソン氏に対してはそのような自制をしなかったのです。男たちはネルソン氏を椅子に座らせ、両足や片手をひどく打ち据えました。そして残った片腕を抑えつけ、そこに鈍く光る錆びた刃をあてたのです。ひきちぎられるような絶叫に、わたくしの全身の血は凍りつきました。切れ味の悪い刃で肉を断ち切ろうと無理やりに力が込められ……。腕を切り落とした傷口に、熱した焼きごてが押しつけられました。奴らの考えは明らかでした。そう簡単には殺さないつもりなのです。ネルソン氏にもっと苦痛を与えようというのでしょう。あの錆びた刃が再び振り上げられ、腕にあてられたときと同じ残虐さでネルソン氏の口元に狙いを定めました。

意識不明に陥った血まみれのネルソン氏は、小さなボートが待ち受ける近くの埠頭に引きずられて行きました。埠頭を離れたボートが数時間後に戻ってきた時、その上に博物学者の姿はもうなかったのでございます。彼がどのような運命をたどったのかを察し、わたくしの心は深く沈みました。拷問されたあげくの溺死など、あのような方にふさわしくございません。

わたくしはご注意申し上げたくて、君主様にこのご報告を書き記しております。ご存知の通り、二週間前にフォーン商船隊は壊滅いたしました。ソーサリアの船乗りという船乗りが、とどまることを知らぬ恐怖におびえております。噂によればこの元凶は腕のかわりに巨大なカニのはさみがあり、口があるべき所には触手がうごめいていたとか。

君主様、わたくしはあの博物学者が蘇ったのだと確信しております。わたくしたちに代償を払わせようとしているに違いないのでございます。

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